代表理事挨拶

学会について

課題に真摯に取り組んでまいります

理事長 若島孔文

前期から今期(法人化後第3期理事)においても本学会の理事長をさせていただくことになりました。先の2年間では、新型コロナによる社会活動への影響がはじまり、様々な障害の中、オンラインによる会議、大会や研修会の開催など行うことになり、役員や学会員の皆様、事務局長、事務局の職員などの多くの協力を得て、この第3期へと至りました。皆様には、深く感謝いたします。第3期においても、こうした影響は続いている状況ですが、今年度は立命館大学に大会をお引き受けいただき、また、来年度は新潟青陵大学に大会をお引き受けいただき、感謝をしております。第2期において、課題としていたことはおおよそ解決され、残る課題として、学会員により喜んでいただける学会にしていきたいと考えています。そのために、現在、ワーキンググループを設置し、これから議論が進んでいくものと思われます。すでに決定されている取り組みとしては、今年度の大会から次世代の会として、比較的若手の会員による活動が開始され、様々な発案や発想をしていただき、できる限り、今後の学会運営に、次世代の会の意見を反映していきたいと考えている次第です。

また、ドイツ・ミュンヘンにて、開催される予定であった国際家族心理学会がコロナ禍において、延期されておりますが、2022年の開催を目指して現在、計画について話し合われています。決定されましたら、会員の皆様に、なるべくはやく周知したいと考えたいます。

家族心理学というたいへん魅力ある分野を今後も多くの方々に知っていただけるように努力するとともに、これからの2年間の任期の中で、できうる限りのことを学会のために尽力して行きます。学会員の皆様のお力もぜひお貸しください。深くこころよりお願い申し上げます。

令和3年 9月1日
理事長 若島 孔文

理事長 若島 孔文